卒業を控えた生徒達へ、先生が贈った言葉
先生:10年後みんな28歳か、どんな大人になってるんだろな
生徒:あんま考えたくないな
先生:どうして
生徒:だって大人って疲れてるでしょ
先生:んーまあそういう人もいるな
生徒:ウソをつかないと生きていけないし
先生:んー
生徒:お金のことばっかり考えてるし
先生:んー
生徒:不自由
先生:んー
生徒:悪口ばかり言ってる
先生:うん
生徒:人の不幸が大好き
先生:んー
生徒:人の目ばっかり気にしてる
先生:んー
生徒:つまんない大人
先生:うん
みんなもそうなんのかな?
生徒:・・・
先生:なるかもしんないなー
生徒:・・(笑い)
先生:人って不思議なことに大人になるとかつて自分が子供
だった事をわすれるし
子供の頃思い描いていた夢も簡単に忘れてしまうんだ
魔法の言葉を唱えて
生徒:魔法の言葉?
先生:しょうがない
社会が悪い
みんなしてることだから
そんな魔法の言葉だ
これから先
みんなが行く先には沢山の壁があるぞ
壁を乗り越えられなかったとき
つい、魔法の言葉を使いたくなる
だけど、それを使った瞬間に
君たちは君たちの嫌いな大人になる
生徒:じゃあどうすればいいんですか
どうすればその壁を乗り越えられるんですか
先生:壁はほんとは壁なんかじゃないんだよ
鏡なんだ
君自身を映す鏡なんだ
生徒:・・・
先生:君の敵は君なんだ
先生:夢を失う君
ウソをつく君
お金が大好きな君
人の目ばかりを気にする君
人の上に立ちたがる君
人の下につきたがる君
人の不幸を願う君
好きだって言えなくなる君
イヤだと言えなくなる君
すぐに、無理だっていって諦めてしまう君
人を信じられない君
自分を信じられない君
君の中にそんな君たちがいる
鏡を見ると君を指差して笑う君がいる
これはぼくからのお願いです
君は君が思うように変わる
君が思い描いた分だけ
君たちは大きくなれる
どんな時代にあっても
世界中のどこにいても
どうか、目の前にある鏡をしっかりと見て欲しい
そして問いかけて欲しい
君は君らしくあるか
君は生きてるか
今を生きてるかと
生徒:・・・・・
先生:じゃあ、ここで君たちに問題を出します
生徒:・・・
先生:これから10年かけてこの問題を解いて欲しい
君たちがどんな答えを出すのか楽しみにしてる
名前ではなく
学歴や職業でもなく
性別や国籍でもなく
君たちは誰だ
生徒:・・・・
-----------------------------------
「
太陽と海の教室」最終話からセリフ抜粋
これ、10年で答え出せたらすげーよ!
- 2009/05/31(日) 17:25:03|
- 未分類
-
-
| コメント:0