今の会社はオモロないが、
初めて勤めたところは、“マジック”だった。
そもそも技術屋なんて、変わり者が多い。(ぼくも!?(;゚д゚)ァ.... )
そう、
ききみみさんの小説みたいな恋愛以前の
とても比べものにならない、低次元な問題で.....。
M岡さんという、契約社員の人がいた。
当時、40近かったM岡さんは独身、結婚願望が露骨にあった。
女の子を見る視線も「ちょっとぉ!」だった!!
栄養失調っぽい病的な、いでたちで、
なぜかベルトを切らないで、キリで穴を開けていて
余りが“仮面ライダー変身ベルト”みたいにウエストを半周していた。
異常に長い肩掛けカバンを愛用。
髪もボサボサで、赤塚不二夫の「イヤミ」みたいな感じ。
今でいうオタクチックなモテナイおじさんだった。
会社の女の子にも、変人扱いだ。
でも、本人には自覚なし。
ソフトの先輩とM岡さんは、アメリカのサンノゼに出張に行った。
その帰りの飛行機で先輩は見てしまった。
搭乗中、コソコソ何かメモ用紙に書き込んでいる。
何を書いているのか気になったが
見せてくれない。
先輩は疲れちゃって眠いし、
「どうでも良いや」と気にしていなかったが......
着陸に入ろうとした時、
今で言うキャビンアテンダントに
発音にならない“モソモソ”ドモリながらその紙を渡した。
キャビンアテンダントは、M岡さんが口が不自由な人と
勘違いしたらしく、ニコニコしながら直ぐに紙を読もうとした。
あせったM岡さんは、
「あ!......イエイエ,,,,,後で読んでくださいと.......」
ひとめぼれしちゃったらしい。
入国審査で並んでいる時に「何していた?」と聞いたら、
住所と電話番号を書いた紙を渡したと
白状した。
たぶん、ラブレターだろうと推測。
先輩は我々にその話をし、
「俺が女でも無理だろ!」と。
当然、連絡は無かったらしい。
季節が逆短パン、Tシャツで雪の中。
ウソです。オーストラリア、ロットネスト島の干上がった湖。
一面が塩です。
今日のアルバム
Four-Calendar CaféCocteau TwinsEvangeline
- 2008/08/31(日) 16:39:07|
- 楽しいオーストラリア
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